2010/05/29

Amandes Pricesse


ベルナッションのチョコレートの中で、紙に包まれている小さなもの。
中に何が入っているのか、わかりませんよね?
いくつかあるなかで、人気な「アーモンド・プランセス」をご紹介。


チョコレートの中にヌガチーヌ(この名前を慣れて来ましたでしょうか?)そして、中心にはトロッとしたアーモンドのプラリネ。食感も楽しめるので、プラリネ好きの方はお試し下さい。




2010/05/23

Raisins Dorés

アペリティフ、コーヒーのお供に利用される、レーズンのソーテルヌ(貴腐
ワイン)漬けはいかがでしょうか?

白いぶどうを乾燥させ、ソーテルヌに漬け込み、70%のダークチョコレートで
コーティングしたものです。

このチョコレートは1945年からあるPauとい町のお菓子屋さんで作られていて、特許を取得しています。

一見、麦チョコに見えるこのチョコレートは繊細なお味で、一度手を出すと止まらなくなるものです。日持ちのするチョコレートなので、お土産には便利ですね。


2010/05/20

マダムのコレクション

お店のショーウィンドーを眺めるだけでも、楽しいお店だと思いませんか?
マダムは若い頃、毎週アンティークショップや蚤の市をチェックしていたとのこと。

それでいろんなコレクションがあります。
ショコラショー(ココア)を作るためのポットもいくつかあります。

週末に夫とパリに出来た「チョコレート美術館」なるものに行って来ました。
そこではチョコレートの歴史が学べ、さらに必要だった道具などのコレクションを
見ることが出来ます。

そこでマダムのものと同じ、ポスター、缶などを見つけました。
思わず夫に「マダムのお店も小さな美術館だわ」と言った私です。

お店に入る前、もしくは出た後に、缶やポスターのコレクションも見逃すこと
なかれです。

いつも宝箱のようなお店で、笑顔で楽しそうにしているマダムを見ると、子供の心を忘れていないんだろうなぁって、思います。

2010/05/17

ブログの手直し

こんにちは!皆さんお元気ですか?
パリは相変わらず、肌寒い日々が続いています。

今日はブログを少し手直ししたことをお知らせします。
クリスマスに、「フルーツの砂糖漬け」を紹介し、詳しいことは後ほどとお伝え
したまま、放置していたものを更新しました。

更新を待って下さっていた方には大変申し訳ありませんでした。
お店のお菓子の紹介ももう残り少なくなって来ました。
もうしばらくお付き合い下さいませ。

2010/05/16

Nougatines de Nevers


Nougatine(ヌガティーヌ)と言う名がまた登場。
今回はチョコレートなどで覆われていない、純粋なヌガティーヌをご紹介。

ヌガティーヌの歴史をご存知でしょうか?

1811年ポワティエにて、Louis-Joules Bourumeau誕生。
その後フランス各地で修行をし、Neversに店を構えました。

1848年、37歳になった彼はAdèle Clémendotと結婚。
彼女の父親が新婚の二人を73 rue du Commerceに住まわせました。
数年後に手狭になったので、すぐ近所である75 rue du Commerceに移転。
(彼らの引越してから数年後、新しく入居したのは哲学者で有名な若き日のHippolyte Taineとのこと)
その店にて初めてNougatineが作られたのです。

1862年、ナポレオン3世と皇后がNeversを公式訪問された際に、Neversの特産物を用意しました。その際に用意されていた中にNougatineもありました。
皇后は隣にいた知事に「一番の名物はどれかしら」と尋ねたところ、知事は「Bourumeau氏のNougatine」だと答えました。その際に気に入られ、パリに戻ったナポレオン3世は大量の注文をしたとのこと。

その後、彼のレシピと店を引き継いだのが、Edé氏。
お店は数年前に移転され、現在はCommerce通りではなくなりました。

なんとまぁ、歴史のあるお菓子だったのですね。
この歴史の話は缶に添えられていました。


ではお菓子の断面図をご覧下さい。
表面はグラスロワイヤルで覆われて
います。中身は一見、硬そうに見えますが、
それほど硬くはなく、とても食べやすく、香ばしく美味しいお菓子です。
お茶菓子に持ってこいだと思います。




2010/05/09

Prunonoix



紫色の紙に包まれたチョコレート。
これに惹かれた方はいらっしゃいますでしょうか?

ロット=エ=ガロンヌ県にある、
La Cigaleというお店のものです。
ドライプルーンがお好きな方にお勧めです。

チョコレートの中にはヌガティーヌ、くるみ、そしてプルーンのクリームが入っている
ものです。
これら全てがお好きな方には、贅沢な
チョコレートではないでしょううか!?
お味と共に食感も楽しめるものです。